コンタクト 激安の新たな発表

2005年1月、米国海軍医療センターは「イントラレーシックで治療を受けた兵士は従来のレーシックよりも光の感受性が強く、視力回復の時間を大幅に短縮し、全ての期間でコントラストや視力もレーシックより優れていた」と発表しました。2006年12月、米国国防省は、陸.海.空.海兵隊など屈折矯正手術を希望する全ての軍人にはレーシックではなくイントラレーシックを受けさせると発表しました。
また、これまで米軍パイロットにはレーシックを含めて全ての屈折矯正手術が禁じられていましたが、しかし、2007年5月、米海軍によってイントラレーシックが初めてパイロットに認められました。過酷な条件下で優れた視力を要求されるパイロットにイントラレーシックが認められたのは画期的なことです。
2007年、わが国でも臨床試験が始まり、世界的にもイントラレーシックが急増しいます。数年後にはほとんど全ての症例がイントラレーシックに代わると考えられています。
イントラレーザーでフラップを作る方法を説明します。まず、眼が閉じないように開験器具を取り付けてから、フラップの直径を設定してアタッチメントを角膜にのせて吸引固定します。
アタッチメントが装着された眼がイントラレーザーの下に来るように移動させます。次に、先端に平面ガラスが付いた金属の筒が下りてきてアタッチメントにはまり込みます。
平面ガラスが角膜面にしっかり密着固定してからイントラレーザーが照射されます。イントラレーザーはガラス面から一定の深さにおいてのみエネルギーが発揮されます。
イントラレーザーによるフラップは、平面ガラスを角膜に密着させて作るため、フラップ形成不全はまず起こらないように設定されています。スポット状のエネルギーが当たったところでは角膜に含まれた水分が一瞬で水蒸気に変化し、1ミクロンの気泡が生じてバームクーヘンのような層状構造をした角膜に微細な剥離を起こさせます。
平面ガラスに沿ってイントラレーザーが移動すると、微細な剥離が徐々に広がってフラップの形になります。最後にレーザーで円周のエッジを直角に切ってフラップが出来上がります。

照射形式は角膜中心よりらせん状に広がるパターンと、アップダウンレーシックのようなパターンを選択できます。ヒンジの位置は左右、上部と自由に設定できます。
通常はヒンジを上部に作ります。照射時間はフラップの大きさのほかイントラレーザーのスポット間隔やエネルギーによって30秒〜50秒になります。
フラップ作成直後はフラップ面に水蒸気が溜まっていますので角膜は白っぽくなります。20分ほどすると透明に戻りますので、その間、手術場を出て待機してもらいます。
角膜が透明になってからもう1度手術場に入っていただき、エキシマレーザーを照射します。また、レーザー通路にエローデイブルマスクという小さな凹レンズを置く方式もあります。
近視の場合凹レンズの形をしたエローデイブルマスクを置くと中心ほどレーザーエネルギーが通過するので、角膜はマスクの凹レンズに符合するように削られます。エキシマレーザーはその照射方式によって@全照射式Aフライングスポット照射式Bスリットスキャン式に分類されます。
全照射式は直径7ミリ前後の広がったレーザーを制御して角膜を切除します。全照射式のエキシマレーザーを一様に照射しても、角膜は円柱状に削られるだけです。
そのため、照射エネルギーを変えることで削る深さを制御します。たとえば、近視の矯正に対してレーザーの通過するところにシャッターを設置し、シャッターを徐々に開けることで角膜中心部に多く照射します。
その結果、角膜のカーブは緩やかになって近視を治すことができます。マスクを通過するレーザーエネルギーは正確にコントロールされます。

遠視の場合は凸レンズのマスクをおき、乱視の場合は円柱レンズのマスクを置くことで治療が可能です。K眼科で以前使用していたA社のエキシマレーザーはシャッターとエローデイブルマスクを組み合わせた方法で照射を制御していました。
B社のエキシマレーザーも全照射式です。全照射式のエキシマレーザーはエネルギーをムラなく均一に照射できるように調整することが難しく、メンテナンスは非常に厄介でした。
エキシマレーザーを長時間使うとエキシマガスが劣化し、キャビテイというレーザー発生装置にかかる電圧を上げなければ予定されたエネルギーは得られません。そのため、キャビティが高温になり、レーザーの軸が微妙に変化します。
また全照射式は装置が大型で、高価な光学系が必要です。レーザースポットが非常に大きいため新しい照射方式のウェーブフロントに転換することも困難でした。
そのため、最新のエキシマレーザーでは全照射式が採用されなくなりました。近視矯正ではレーザー照射口に、中央が薄い凹レンズ状マスクを設置する。

レーザー照射によりマスクは中央部から徐々に削られていき、その結果、レーザー光が角膜中央部に達し、徐々に周辺部に向かって広がり、角膜は滑らかな凹面状に形成される。一方向だけが窪んでいる円柱凹レンズ状のマスクで、正乱視の矯正に用いる。
不正乱視に対しては、現在、不正角膜面に応じた個人ごとのマスクの作成が検討されている。近視矯正用のマスクとは逆に、中央部が厚い凸レンズ状をしているため、角膜の湾曲が強くなる。
遠視矯正としてホロミニウムYAGレーザーも装備していますが、このマスクとエキシコンレンズを用いた矯正のほうが効果がある。スポット照射は直径1ミリ前後の小さなビームを重ね合わせて行います。
レーザー装置が小型化され、メンテナンスも比較的容易になりました。また、ビームを重ねるためスポットエネルギーのムラも打ち消されます。
ビームの光路も制御しやすいのでウェーブフロント照射に応用できる利点があります。近視の照射ではスポットを角膜中心に多く集め、遠視の場合は周辺に、乱視の場合は乱視軸の方向に照射することで治すことができます。
また、切除面は回転盤やシャッターを用いた全照射式よりも滑らかに仕上がります。現在、最新型エキシマレーザーはフライングスポット照射式を採用しています。
この方式はウェーブフロント照射への転換が最も早く行われています。独自の照射方式を採用してウェーブフロント照射を可能にしています。
N社のスリットスキャン方式はスリット状のビームを縦と横に走らせて削るものです。スリットスキャンのビーム制御はスポット照射式よりも難しいと思います。
これまでのエキシマレーザーでは、不正乱視のような局所的なゆがみを矯正するような照射ができませんでした。そのため、術後の視力回復にも限界がありました。

この限界を打ち破ったのが新世代のウェーブフロントレーザーです。ウェーブフロントレーザーを照射する前に角膜をデュアルワークステーション(ザイウェーブとオーブスキャン)など特殊な装置で詳細に解析します。
その方法はまず網膜から反射する光を眼の前に置いた無数の微小な凸レンズで拾います。微小凸レンズは格子状に配列されており、そのレンズの焦点位置にはCCDカメラのチップ板があります。
角膜が正常であれば、チップ板には網膜からの反射光が格子状に整然と並びます。もし、角膜にゆがみがあれば焦点の配列は乱れます。
その状態をコンピュータで解析して、角膜のどの部分を削れば格子状に並ぶかを計算します。その計算に基づいて、誘導装置がついたスポット照射のできるエキシマレーザーを使って角膜を補正します。
実際には角膜だけではなく水晶体のゆがみも計算して照射をします。

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